●御社の事業概要についてお聞かせください。
弊社の会社概要を簡単にご説明いたしますと、2001年の12月に設立してから、4年1ヶ月というまだ若い会社でございます。現在資本金は9億7,110万円。資本準備金は7億4,080万円になっております。本社が東京の目黒にございまして、連結子会社が3社になっております。従業員が連結で148名(平成17年12月31日現在)おります。
主な事業内容としましては、デザインワンルームマンションの開発・販売、ワンルームタイプの中古マンションのリノベーション、販売になっております。またプロパティーマネジメント事業としまして、弊社で不動産を保有するという事業や一棟収益ビルの販売等も行っております。
また、子会社の株式会社S-fitでは賃貸店舗「ヘヤギメ!」の運営を行っております。また株式会社S-netでは、建設会社向けの人材派遣業を展開しております。
沿革につきましては、2001年12月に設立した当時は潤沢な資金もございませんでしたので、しばらくは販売代理業務を行っておりました。その後、2003年6月に、100%出資の子会社S-fitを設立しまして、2004年2月にマンション管理業免許を取得、2004年6月には、S-netにて建設会社向けの人材派遣業も開始いたしました。
そして2004年10月に1級建設士事務所を開設し、自社での設計管理を開始しております。そして2005年1月に本社を東京目黒区に移転し、また神奈川県でのデベロップメントを始めていこうということで川崎支店を開設しました。そして2005年12月に名古屋証券取引所のセントレックス市場に上場いたしました。
●デザイナーズマンションの特徴と競合との差別化についてお聞かせください。

日本のこれまでの文化の中で、ワンルームでのデザイナーズマンションは存在しませんでした。ワンルーム物件の多くは、投資物件でしたので、価格が安く、質が悪いというのが業界のセオリーでした。
ですが、私どもは、とにかく住人の視点に立ち、また投資家のために家賃を高め、付加価値を付けたいという考え方で物件を作り始めました。ですから居住者が満足する上で、投資効率が高いという、これまでと逆張りの発想で事業を行っております。おかげさまで、販売のほうも順当に推移しております。
それから、中古マンションのデザインリノベーションにつきましては、こちらもワンルームに特化をしております。今まではファミリーマンションのリノベーションというと、アルデプロさんやインテリックスさんなどが展開されてきましたが、未だにワンルームに関しては、リノベーションを手がける上場企業は1社もありませんでした。
そこに我々は目をつけまして、ワンルームマンションの個別買い取りや一棟買いなどを行い、リノベーションにより、付加価値をつけ、販売を開始しました。また買い取った物件の中には、弊社でプロパティーマネジメント事業として保有しているものもございます。
またこれまでのワンルームマンションというのは、経年劣化が激しい部屋がたくさんあり、15年もたつと、家賃が5万円とか6万円まで下がってしまいました。しかし、7坪くらいの部屋であれば100万円もかければ、非常に、素晴らしいリニュアールができバリューアップが可能になるため6万円の家賃が9万円で賃貸できるようになります。
弊社のこれまでの実績としましては、投資効率として平均15%という実績を出しております。ですから、これまではワンルームの中古に目をつけてきた会社は少なく、今のところ弊社の独壇場ですが、今後、同業他社が参入してきた場合には、当社は新築ワンルームマンションで培った我々のデザインや企画力という点で差別化していてきたいと思っております。
●子会社の特徴と競合との差別化について、お聞かせください。

賃貸管理仲介事業につきましては、先ほど申しました通り、「ヘヤギメ!」という賃貸店舗を展開しております。「お部屋探しCAFE ヘヤギメ!という名前をTV等で活躍中のプロデューサーのおちまさとさんから付けて頂き、カフェと賃貸店舗の融合をテーマに掲げております。我々はカフェのような癒しの空間を提供し、カプチーノやカフェラテなど数種類のお飲み物を用意して、お客様にご来店いただいております。
お部屋探しCAFEヘヤギメ!のコンセプトは、従来の不動産業者に対する負のイメージを払拭し、お客様に心からお部屋探しを楽しんでいただき最高のライフスタイルを提案するという、若い人たちをターゲットとした弊社のスタンスです。そのようなマーケティングのもと、「ヘヤギメ!」という、より親しみやすいネーミングで展開しています。最近では、フランチャイズのご希望もいただくこともあり、今期も、積極的な店舗展開を考えております。
次に人材派遣業についてですが、私どもの特徴としては、やはりゼネコンと繋がりがあるということになります。
建設関係における人材派遣業は、まだ業界として進んでいる分野ではなく、今現在、市場では大手は2社しか存在しません。我々は既に3番手、4番手に迫る勢いとなっています。