●2007年2月期中間のハイライトについてご説明ください。
売上高が5,465百万円から7,251百万円へと前年同期比32.7%の増収となり、経常利益は、112百万円から275百万円へと前年同期比143.5%アップしています。また、5月に実施した本社移転に伴うコスト57百万円に加え、減損会計の適用によるソフトウェアの特別損失51百万円を計上した結果、中間の純利益は46百万円と33.1%の増収になりました。
売上高が拡大した理由は、コンテンツ市場の拡大という要因もありますが、当社が着実な営業活動を行い、様々な請負案件や大型プロジェクトを受注したことです。
●今期の業績の見通しと現状の達成状況についてお聞かせください。
今年度決算の連結業績は、売上高140億円、経常利益4.5億円、当期利益1.5億円を見込んでいます。中間時点の進捗状況は、売上高72.5億円で52%、経常利益2.75億円で61%、当期利益0.46億円で30%となっており、順調に推移しています。
ただし、業績見通しについては慎重に考えています。下方修正になるようであれば、すぐにでも開示すべきだと思いますが、上方修正の場合は、確実に達成が見込まれる段階まで待ってから開示したほうが良いと考えています。
●海外展開の強化も視野に入れているのでしょうか。
8月の中間決算において、海外法人の売上比率はCREEK&RIVER KOREAが8.8%、CREEK&RIVER TAIWANが1.8%で全体として約10.6%です。今後、売上に占める海外比率は高まると考えていますが、国内、海外という地域差を特別に意識しないようにしています。なぜなら、クリエイティブニーズは日本国内だけでなく、世界中にあるからです。例えば、日本のECサイトで海外の製品を扱うことが増えましたが、スウェーデンの家具の紹介ページを制作する際は、日本からスウェーデンのクリエイターに発注したい。また米国の会社が日本のマーケットに参入する際には、米国のクリエイターだけでなく、日本のクリエイターも参画した方が良いでしょう。ただし、面識のないクリエイターや企業の間では不安も募ります。そこで当社がプロデュースすることで、より付加価値を高めることができ、今後国内外という考え方は必要なくなると思います。
●今後、どのようなサービスを提供していくのかお聞かせください。
映像、ゲーム、WEB、モバイル、広告・出版等メディアは違えども、優れたコンテンツを創りたいといったクライアントのニーズは同じです。しかし、あらゆるコンテンツがデジタル化へと進んでおり、複合的なコンテンツ制作の需要は増えております。
WEBとモバイルと紙媒体を同時並行で制作できる会社はあまり多くはないのですが、当社はクリエイターとの豊富なネットワークを活かして、全てのコンテンツ制作に対応したいと思います。