●御社の沿革についてお聞かせください。
会社設立は1998年6月で、今年で9年目となっております。私がサラリーマンを辞め、当時住んでいた千葉県松戸市にある四畳半のアパートとパソコン一つから作った会社です。街づくりや村おこしの支援を行いたいという個人的な想いから立ち上げました。
当初は全く実績もなかったため、半年くらいで資金の半分を使ってしまいました。そこで事業ドメインを少し変更し、サラリーマン時代の経験を活かして、中小企業向け経営コンサルの仕事も始めました。
そういった中、当時はホームページを作るという仕事依頼も数多くあり、少しずつこなしていくことで、WEBのビジネスを作り上げていきました。ただ20件、30件と作っていくうちに、ホームページは良かったけれども集客ができないという相談を受けました。そこで、検索エンジンで上位に表示されれば良いのではないかという発想を持ちました。そして上位表示のための仮説を2,000個ほど考え、それをこつこつと検証していきました。
そしてある程度SEOの需要も明確になってきた2001年に、東京での営業を本格的に開始しました。営業開始当初はSEOという文化もなかったので、ご理解いただくまでに時間がかりましたが、とりあえず預けてくださるお客様が出てきて、最初は50万円ほどでサービスを提供しておりました。
そしてお客様の実績もでき、2002年ごろから次第にメディアに取り上げられるなど、おかげさまで順調に成長することができました。
●御社のサービスについて詳しくお聞かせください。
簡単に説明しますと、ヤフーやグーグルといった検索エンジンにおいて、上位表示させ、集客をしましょうという提案を行っております。主なサービスは2つあり、「SEO(Search Engine Optimization)」と「P4P(Pay For Performance)」というものになります。
SEOというサービスでは、各サイトに関連するキーワードで検索結果の上位に表示されるようコンサルティングを行っています。例えばグーグルであれば検索結果を表示させるためのアルゴリズムを150個ほど持っていますので、我々は第三者として解析し、お客様に最適なサイトの戦略を提案しております。また半年間で約300万円から400万円のコンサルフィーを頂いております。
次にP4Pは、検索キーワードに連動して表示されるテキスト広告で、通常の検索結果よりも好位置に表示されるため、ユーザーの目に触れやすいというメリットがあります。日本語ですと検索連動型広告とか、リスティング広告とも表現されます。当社はオーバーチュアやグーグルなどの広告代理サービスを行っております。私どものお客様では、平均で毎月200万円ほどの出稿をいただいております。
また当社の競合優位性としましては、SEOのコンサルティングとP4Pのサービスを両方提供している点です。コンサルティングのノウハウを元に、効率的なP4Pの広告を利用できることは、他の代理店に比べ大きなアドバンテージになっております。したがって多くの場合、競合のP4P広告よりも1、2割高い値段で販売し、コンサルティングフィーを別途いただくという収益構造になっています。
また具体例を用いて説明しますと、「マンション」というキーワードは非常にメジャーで、そのキーワードのみで広告を出稿すると、コストパフォーマンスがあまり良くありません。そこで「マンション」、「水道橋」、「セキュリティ」、「2LDK」などの言葉を掛け合わせてP4P広告を作ることにより、検索数は少なくても、顧客獲得金額は下がり、また購入意欲のある有力なお客様のみを捕まえることができます。そしてこういったキーワードを数多く見つけることにより、従来100万円で1,000クリックだった単価が、100万円で1万クリックになります。したがって、コンサルティングフィーを広告の10%、20%支払ったとしても、非常に効率的な出稿ができる訳です。
●どのようなクライアントが御社のサービスをご利用なのでしょうか?
メディア、ポータルサイト、雑誌のWEB版、人材関係、金融が主なクライアントになっております。特定の業界における比率が高いということもなく、バランス良く、各業界のクライアントを抱えております。