● 今後の会社の対処すべき課題についてお聞かせください。
現在は営業の組織改革を進めております。上場した当時は、新規開拓を中心に行っておりましたが、これからは既存顧客のサポートと新規顧客の開拓、そしてお客様のステージに応じたサポート体制が必要になってまいります。やはり大手企業のお客様と中小企業のお客様では企業規模によってそれぞれのニーズが異なっておりますので、その要望にあわせた支援体制を編成するということです。今年度につきましては営業組織改革の最終的な仕上げ段階に入りましたので、来期に向けての体制を着実に整えております。
あとはやはり社員一人当たりのパフォーマンスを上げていくことです。そのためには各自にどういったミッションを与えて、どういったパフォーマンスを出してもらうのかということをマネジメントとしてもより明確に打ち出していかなければならないと思っております。
当社の良さはベンチャー的な組織だと思っております。みんなでがんばっていると会社の業績も伸びる。ところが会社の規模も少しずつ拡大するにつれ、組織も複雑化してまいりました。社員数も増えてまいりましたので、社内でもやるべきことが見えなくなっている人たちが若干見え始めました。そういった各自が抱えている不明瞭な部分を経営側でしっかりと考え、ミッションを各部署に細分化し、そして各自に納得してもらった上でミッションに対して全力を上げさせる。それによりパフォーマンスを上げるということを意識して行っていかなければならないステージになってきたと感じております。
● そのためには人材教育も重要な課題かと思いますが、どのようにお考えでしょうか?
教育は非常に重要です。7月に新入社員が入社致しましたが、第二新卒もいれば、40代半ばの人もおります。入社後の3日間ではリスモンとはどういう会社なのか、といったことを徹底して研修しております。また当社では社外で勉強することを積極的に推奨しております。結果としてほぼ全社員が会社からの補助を活用し、複数の研修を掛け持ちしております。
また当社ではお盆を利用して毎年学生インターンを2週間受け入れておりますが、この取組みも今年で4年目を迎えます。社員には人に教えるということを経験させるために、出来る限り多くの社員に講師をやらせております。そうすると多くの社員が成長するのを目の当たりにします。学生のためにというよりは、逆に当社の社員の成長のためにインターン制度を利用させて頂いているという感じです。最終日はみんなが感動して泣いてしまうくらい、非常にまじめに取り組んでおります。
● 採用方針はどのようにお考えでしょうか?
若い人材を育てられなければ新卒も採れないだろうということで、当社では20台前半の人材を積極的に採用するようにしております。それまでは即戦力の人材ということで、30代前後のビジネス経験が5年以上あるちょうど社会人としても油がのってきた人を採っておりましたが、今ではその層の人材採用も激戦区になっておりますので、まだビジネス経験の浅い20代や経験豊富な40代の人たちの採用を始めました。また当社では女性社員が多く、半分以上が女性です。当社では一般職と総合職という区切りがないので、女性も男性もみんな一緒の組織体系になっており、多くの女性社員が活躍しております。