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 ホーム社長インタビュー > 日本ERI株式会社:鈴木 崇英 社長 > 1:確認検査の意義

社長インタビュー

会社概要
【特色】
建築基準法で定める建造物の確認検査業務を民間会社で唯一全国展開。民間ではシェア首位
【連結事業】
確認検査59、住宅性能評価27、他14(2007.3)
【本社所在地】
〒107-0052 東京都港区赤坂8−5−26
【電話番号】 03-3796-0223
【業種分類】 サービス業
【会社名】 日本ERI株式会社
【英文社名】 JAPAN ERI CO.,LTD.
【ホームページ】 http://www.j-eri.co.jp/
【株価詳細】 JASDAQ:2419
【決算】 3月
【中間配当】 -
【設立年月日】 1999年11月
【単元株数】 1株
【代表者名】 鈴木 崇英
【上場年月日】 2004年11月11日
【従業員数(単独)】 624人
【平均年齢】49歳
【従業員数(連結)】 630人
【平均年収】6,020千円

連結決算推移
決算年月日 2007年3月期
(決算発表日) 2007年5月15日
決算月数 12ヶ月
売上高 5,183百万円
営業利益 -1,084百万円
経常利益 1,017百万円
当期利益 -1,161百万円
1株当り当期利益 -47,652円
調整1株当り利益 ---
1株当り配当 ---
1株当り株主資本 13,141円
発行済み株式総数 24,434株
総資産 1,645百万円
株主資本 -332百万円
資本金 839百万円
有利子負債 361百万円
繰越損益 ---
株主資本比率 19.5%
含み損益 ---
ROA ---
ROE ---
総資産経常利益率 ---
日本ERI株式会社 鈴木 崇英 社長

日本ERI株式会社 鈴木 崇英 社長

1. 確認検査の意義23NEXT >> (2008年2月18日掲載)
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●鈴木社長のご経歴、御社の会社概要についてお聞かせください。

私が初めて会社を設立したのは1969年の事です。当時私は東京大学の博士課程に在籍し、都市工学科の第一期生でした。先輩という存在がなく、また都市開発の事業を本格的に展開している企業や、自分のやりたいことをやらせてくれる企業もなかったので、どの企業に就職すれば良いのか判断が難しい環境でした。


そういった中、当時、東大紛争で大学が閉鎖されるというきっかけもあり、思い切って、仲間と一緒にUG都市設計という会社を設立しました。私が27歳の時です。UG都市設計は、日本で初めて都市計画、都市設計、都市開発を専門に行うコンサルティング会社です。当時の都市計画は、オフィスビルや集合住宅を数多く建設していくことが主目的でしたが、私たちは働く人の快適な環境、コミュニティを形成する住環境を作っていくという新しい考え方を持っていました。当時の日本では、なかなか出てこない発想だったと思います。


UG都市設計の経営を経て得た人脈、誠実に付き合うこと、お金にきれいであること、専門家集団としてのあり方、初めての事への挑戦、大企業の人たちとビジネスで対等に付き合う方法など、様々な経験が、現在のビジネスを遂行する上で大変役に立っています。


そしてUG都市設計を設立して約30年経ち、改正建築基準法が施行されました。この法律によりこれまで行政によって行われていた建築確認検査が民間開放されました。この民間開放は「事前規制型」の社会から「事後チェック型」の社会へ移行する先駆けとなるものだと認識しました。これは新しい時代の流れであると確信し、平成11年11月11日に日本イーアールアイ株式会社(現:日本ERI株式会社)を設立致しました。


●御社の事業内容についてお聞かせください。

当社は国土交通省大臣の指定を受けた民間の建築確認機関として、建築基準法に規定されている確認検査業務等を事業としています。図面が建築基準法に適合しているかのチェックを行い、設計図の検査と確認、建築中の建設現場での中間検査、そして竣工時に完了検査を行います。それぞれ確認・検査後に確認済証、検査済証を交付し、検査が行われた事を実証する仕組みになっており、住宅の安全や安心を確保しています。


●御社の経営理念についてお聞かせ下さい。

私は、一貫して「快適で安全な街、即ち、良い街をつくる」という志を持ち続けてきました。私の人生の前半は「快適」に、後半は「安全」に重点をおいて生きてきました。


UG都市設計の時から、「ものを作り、楽しい空間にする。そして美しい街並みにする。」といったことを手がけてきましたが、それだけで良いのか多少の疑問を抱いていました。1995年、阪神淡路大震災で壊滅した神戸の街を見たとき、地震が発生してもビルは倒壊せず、交通機能も麻痺しない安全な都市を作らなければと思ったのです。


街に何かプラスの価値を付加するだけではなく、マイナスになっている要素を取り除く仕事です。安全な都市へ。そしてその中の一つとして建物を安全なものにしたいと考えております。


当社の「7つの理念」の前文に、「良質なすまい・建物を実現し、安全で美しい街づくりに貢献します」とありますが、これは公的な仕事をする会社としての基本原則、社員の行動の規範を定める必要があると考え、成文化しています。


当社が掲げている経営理念を申し上げますと、以下の7つです。

(1)消費者・事業者に公正かつ必要な情報を提供します。
(2)法令・規定を遵守し、第三者性・中立性を保ちます。
(3)最高水準の技術を提供して、技術の基準となります。
(4)全分野のニーズを引受け、迅速なサービスに努めます。
(5)全ての業務を自己執行する責任ある体制を築きます。
(6)可能な限りの情報を公開し、透明な会社となります。
(7)信頼され、社会的にも影響力のある会社になります。


この理念が、会社、役員、社員の行動指針、判断基準となっています。


●企業理念の「可能な限りの情報を公開し、透明な会社となります。」とはどのようなことですか?

この業界で情報公開を積極的に進めているのは当社のみであると考えております。業界の集まり等では、より情報を公開していくよう、積極的に呼びかけています。


情報公開というものは損をするもの、渋々公開させられるものと捉えている企業が多いようです。恥ずかしい事をやっているのなら言いにくいのかもしれませんが、当社のような業界では、公的な事業を行っているからこそ、公開した方が国民の皆様に事業を理解して頂けますし、また人々に知られてこそ、新しい価値を生み出すことができるのです。


情報公開を原則とするということは、会社・経営陣・社員が行動・判断をするときに、社会の価値観・評価に合致しているかということを常に考えながら動くことです。したがって、情報を公開したほうが会社は強くなると考えています。さらけ出してしまったほうが、後ろめたい事もなくなります。


当社は技術を基盤としている企業ですので、「当社はこのような基準でやります」、「このような所に注意して業務を遂行しています」など、情報はいくらでも公開して良いと考えております。


●日本ERI株式会社の設立時から上場される予定だったのですか?

UG都市設計の時に付き合いのあった、建設関係の業界新聞に「会社を新しく起こすので、それを新聞に載せて欲しい」と依頼したところ、一面トップで掲載して頂きました。


その時に少しは面白い事も言わないといけないと思い、「5年以内にJASDAQに上場して、売上高は50億円にする」と宣言しました(笑)。


●確認検査の業界で、御社だけ上場されている理由は何だと思われますか?

この事業は全国展開しないといけないと考えています。全国をカバーするしっかりした責任体制を作り上げていかなければ、また耐震偽装事件や、法律改正についていけないで、安全な建築・住宅着工が進まなくなるといったことが起きるのです。そういった事象にどのように対応していけば良いのか考えた結果、事業規模が小さいと、建築・住宅の安全安心を責任をもって推進していくことはできないのだと感じました。


全国展開を行い、規模を大きくして、実績がついてくると信頼性が増し、さらに成長し、良い人材も集まってきます。そうすることで現況厳しい建築業界も良い方向に向かっていくのではないでしょうか。


1. 確認検査の意義23NEXT >> |(2008年2月18日掲載)
日本ERI株式会社JASDAQ:2419(Yahoo!ファイナンスへ)
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