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社長インタビュー

会社概要
【特色】
低価格PCが起点。通信、メディア事業強化し総合IT企業を目指す。純粋持株会社
【連結事業】
パソコン関連98、メディア2(2008.3)
【本社所在地】
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2−12−5
【電話番号】 03-3851-3803
【業種分類】 電気機器
【会社名】 株式会社MCJ
【英文社名】 MCJ Co.,Ltd.
【ホームページ】 http://www.mcj.jp/
【株価詳細】 マザーズ:6670
【決算】 3月
【中間配当】 -
【設立年月日】 1998年8月
【単元株数】 1株
【代表者名】 高島 勇二
【上場年月日】 2004年6月1日
【従業員数(単独)】 33人
【平均年齢】31歳
【従業員数(連結)】 965人
【平均年収】3,970千円

連結決算推移
決算年月日 2008年3月期
(決算発表日) 2008年5月20日
決算月数 12ヶ月
売上高 105,016百万円
営業利益 2,825百万円
経常利益 3,054百万円
当期利益 1,529百万円
1株当り当期利益 3,165円
調整1株当り利益 ---
1株当り配当 ---
1株当り株主資本 35,836円
発行済み株式総数 492,386株
総資産 47,378百万円
株主資本 17,430百万円
資本金 3,775百万円
有利子負債 15,079百万円
繰越損益 ---
株主資本比率 36.8%
含み損益 ---
ROA 3.73%
ROE 9.73%
総資産経常利益率 7.45%
株式会社MCJ 高島 勇二 会長

株式会社MCJ 高島 勇二 会長

1. MCJのビジネスモデル23NEXT >> (2008年6月26日掲載)
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●MCJグループの事業内容についてお聞かせ下さい。

MCJグループ全体の特徴としては、コンピュータ及び周辺機器メーカーとなります。パソコンのハードウェアを扱う会社というのが我々の主たるイメージでしょうか。またM&Aを行い、グループ会社を多数抱えているという点も一つの特徴です。


当社の事業内容を大きく分けると2事業になります。1つ目は「マウスコンピューター」を中心とした、PC関連事業。2つ目はポータブルデバイスやSNS事業などのデジタル・メディア関連事業となります


PC関連事業としては、主に家電量販店へ向けた、ホワイトボックスとよばれるオリジナルパソコンの製造・販売を行っております。例えば、ヨドバシカメラオリジナル、ビックカメラオリジナル、そしてコジマ電器オリジナルなどがございますが、単純に我々の製品を卸売するだけでは価格競争となってしまうので、プライベートブランド化することで各社高利益を生み出していただけるようになっております。


デジタル・メディア関連事業としては、「秀和システム」の「はじめての」シリーズなどパソコン解説書の刊行、「iriver」による超小型かつ軽量の衛星放送受信端末の製造、そしてPC SNSで会員数業界3位の「Cafesta」の運営などを行っております。


●御社の沿革についてお聞かせ下さい。

1998年に有限会社タカシマより組織変更、マウスコンピュータージャパン株式会社の設立が、当社の発足となります。当初からPCの製造・販売に携わっておりましたが、商社機能を分社化するため、同年に有限会社エムシージェイを設立しました。エムシージェイの業容拡大に伴い、2001年にはエムシージェイを存続会社として両社を合併。2003年に現在のMCJに商号を変更いたしました。2006年にはPC事業部門を「株式会社マウスコンピューター」として独立させ、MCJはホールディングカンパニーへと移行しております。


上場したのは2004年の6月になります。上場の決断に迷う時期もありましたが、会社の成長スピードを上げるためにはBS(短期戦略)とPL(長期戦略)の両輪を使っていかなければならないという考えから、上場する事を決断いたしました。


上場後は、さらにその成長速度を上げるためにM&Aを行っております。基盤となる事業を着実に成長させつつ、お客様に対して、現状よりさらにより良いサービス、より良い商品をお届けするために、当社に足りなかった部分をM&Aで補完してまいりました。


当社のM&Aについては、PC部材のディストリビューション企業のシネックスジャパンが最初になります。続いてパソコン解説書「はじめての」シリーズで名高い「株式会社秀和システム」、ディスプレイ専業メーカーの「株式会社イーヤマ販売(現:株式会社iiyama)」、そして「株式会社ユニティ」を完全子会社化いたしました。


現在は、昨年5月に統合しましたアロシステム(現:株式会社ユニットコム)との事業統合を進めているところです。非常に規模の大きなM&Aでしたが、1年の間で大分進める事ができました。事業統合にあたっては、まずOEM事業(量販店オリジナルブランド事業)をいち早く統合し、完成品PC市場でのシェア向上に努めました。その他の事業やアロシステムが既に保持しているサポートセンターや物流センターなどの機能の統合については、統合スピードを緩め、統合に要するコストをなるべく抑える事ができるように進めております。


また本年3月には「Cafesta(カフェスタ)」と呼ばれるサイトを子会社が譲り受け、MCJグループ製品のプロモーション等、メディア事業の強化をはかっていきたいと考えております。


●M&Aによるシナジーについてお聞かせ下さい。

平たくいうと同業他社との差別化・ノウハウ共有による効率化がはかれるという事です。まずは安定した部品調達並びに、PC製品価格下落へのプロテクションが挙げられます。我々は注文生産を行い、在庫のロスを発生させないようにすることでお客様に利益を還元するというビジネスモデルを基盤にしています。しかし事業の拡大に従って、お客様に安定した商品供給を行うには、我々も在庫を保有することが必要になってきました。


しかしながら我々が直接在庫を保有する事は非常にリスクが伴う事です。なぜならパソコン部材の価格というのは、月に6〜10%、悪い時には30%下落することがあるからです。この課題に対して、2005年の株式会社シネックスとの統合は、価格を安定させました。マイクロソフトやインテル等、大手ベンダーの一次代理店であるシネックスが商品を調達し保管しているため、我々が部材を製造直前までシネックスの倉庫に保管しておくことで、部材価格下落に伴うPCの価格下落を保護します。また安定且つ豊富なラインナップの部品を供給・調達する事が可能となり、よりお安い価格で商品を提供できるようになりました。


2点目のシナジーといたしましては、マーケットの拡大が挙げられます。2006年に統合した、ディスプレイモニターの専業メーカーであるiiyamaは、欧州での事業展開を強みとしておりますので、将来的にはパソコンやデジタルガジェット等、我々グループの製品についても新たなマーケットを開拓していく事ができると考えております。


また昨年のアロシステム(現:株式会社ユニットコム)との統合によって、製品ラインアップ充実による拡販も狙っております。我々は主にデスクトップパソコンの製造に携わっておりましたが、ホワイトボックス系ノートPCに強みを持つ企業と統合することで、今後マーケットの65%以上を占めると言われるノートパソコンにおいても、本格的に参入できる体勢となってきました。


3点目は、事業間シナジーが挙げられます。株式会社iriver japanは2006年末に新設した子会社ですが、主にMP3のブランドとして世界的に認知されているレインコムの既存事業の受け皿会社で、今後iriverブランドを最大限に活用することを目指しております。iriverが持つ携帯型デジタルガジェットのノウハウやスキル等を我々のPC関連事業に、また逆にPC製造のノウハウをデジタルガジェットに応用する事で、高機能型複合ポータブルデバイスの開発・製造・販売を目指し、通信、音楽配信、動画配信市場への参入を見据えております。


今後は、本年3月に事業譲渡を受けた「Cafesta(カフェスタ)」を介して、新たな販売チャネルを獲得していくことはもちろん、インターネットのインフラを利用し、MCJグループ各社のサービスやソリューションを複合的に提供する仕組み作りをしていく等、総合IT企業グループとしてのさらなる企業価値向上を目指していきたいと考えております。


1. MCJのビジネスモデル23NEXT >> |(2008年6月26日掲載)
株式会社MCJマザーズ:6670(Yahoo!ファイナンスへ)
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