●EMP事業の利用企業数についてお聞かせください。
EMP事業につきましては、2008年6月末現在で、売り手が2,118社、買い手が2,166社になっております。4月にサービス統合を行ない、新たな「ASP商談システム」の運用を開始して、買い手の利用を促しましたので、これからは一時的に売り手が多くなる可能性があります。既存の買い手企業から取引先リストをいただき、売り手企業へのASP利用を強化しているためです。その後は、売り手企業が声をかけて買い手企業の参加を促すため、次第に循環が出来てくるものと考えられます。
●ASP事業の利用企業数の推移についてお聞かせください。
ASP事業では、「ASP受発注システム」が特に力強い成長を示しております。ASP事業では、売り手が13,058社、買い手が496社となっております。
ちなみにEMPとASP事業全体(FOODS Info Mart)の利用社数は,17,554社になっております。
●御社のサービスの利用企業数が純増してきた理由をお聞かせください。
利用企業にお話をお伺いし、既存の取引先との商談が非常に多く、書類のやり取りや相手の商品の提案が煩雑になっているとのご意見を頂戴しました。そこでサービス統合により「ASP商談システム」を作り、日々の取引きの流れの中で商談をしていただくサービスを開始いたしました。「食品食材市場」、「備品資材市場」、「(旧)ASP商談システム」の3システムを統合することにより、既存の取引先だけでなく、新しい取引先との商談、情報共有なども可能になりました。
このようにお客様の需要を確実に捉え、システムに反映させてきたことが純増の理由ではないでしょうか。また「ASP商談システム」は新規取引先の開拓も可能であるため、利用企業にとって開放的なマーケットであり、参入へのモチベーションが高いと考えられます。
●今後の展開についてお聞かせください。
EMP事業は前述しましたとおり、徐々に売り手の方が増加しているため、今後も比較的安定して成長していくと考えております。
ASP事業につきましては、買い手は定額制のみ、売り手企業は定額制か従量制を選択するという料金体系を採用しておりおります。利用開始当初は、取引量が少ないため、従量制を選択されますが、料金の上昇につれて、定額制を選択していただけるようになります。そこまでの取引量になると、業務効率化のため、さらに「ASP規格書システム」の導入も検討する企業が増加いたします。
同様に「ASP商談システム」を利用されている企業が、「ASP規格書システム」や「ASP受発注システム」を導入するケースも多くあります。商談が決まると、規格書が必要となり、その後、受発注が始まるという算段です。このようにして、当社では提供する3つのインフラを1企業にて採用いただき、商談から決済までをワンストップで行なうことで、業務の効率化を行っていっていただきたいと思っております。
●2008年9月17日にオープンした「食覧会.COM」についてお聞かせください。
フード業界では、新しい食材探しは展示会を中心に行われます。バイヤーが見学や調査、知識の向上のために、売り手は販路を拡大するために展示会に参加されます。
食に関する業界向けの展示会は、年間40以上の大規模イベントが開催されており、地方自治体や地方銀行が主導となって開催される各地展示会や、セミナー・講演などは、日々至るところで行なわれている状況です。
そこで当社では、全国で初めて、食に関する展示会・セミナー情報を収集した業界向けのポータルサイトを設立することで、業界関係者及び主催者の橋渡しを行って参りたいと考えております。まずは、フード業界で働く方々に会員となってもらい、業界内の口コミ効果を利用した会員増強を行い、「食覧会.COM」の輪をフード業界に広げていきたいと考えております。