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 ホーム社長インタビュー > 株式会社シンプレクス・テクノロジー:金子 英樹 社長 > 1:シンプレクスブランド

社長インタビュー

会社概要
【特色】
金融機関向けディーリングシステムなどの受託開発が主体。情報配信など事業拡大を具体化
【連結事業】
システムインテグレーション59、システム保守16、UMS17、他8(2007.3)
【本社所在地】
〒103-0027 東京都中央区日本橋1−4−1
【電話番号】 03-3278-6750
【業種分類】 情報・通信
【会社名】 株式会社シンプレクス・テクノロジー
【英文社名】 Simplex Technology, Inc.
【ホームページ】 http://www.simplex-tech.co.jp/
【株価詳細】 東証1部:4340
【決算】 3月
【中間配当】 -
【設立年月日】 1997年9月
【単元株数】 1株
【代表者名】 金子 英樹
【上場年月日】 2002年2月8日
【従業員数(単独)】 164人
【平均年齢】32歳
【従業員数(連結)】 164人
【平均年収】7,610千円

連結決算推移
決算年月日 2007年3月期
(決算発表日) 2007年5月9日
決算月数 12ヶ月
売上高 6,742百万円
営業利益 1,612百万円
経常利益 1,608百万円
当期利益 909百万円
1株当り当期利益 1,559円
調整1株当り利益 1,472円
1株当り配当 160円
1株当り株主資本 6,123円
発行済み株式総数 587,815株
総資産 5,901百万円
株主資本 3,595百万円
資本金 362百万円
有利子負債 675百万円
繰越損益 ---
株主資本比率 60.9%
含み損益 ---
ROA 18.34%
ROE 28.63%
総資産経常利益率 32.45%
株式会社シンプレクス・テクノロジー 金子 英樹 社長

株式会社シンプレクス・テクノロジー 金子 英樹 社長

1. シンプレクスブランド23NEXT >> (2005年9月1日掲載)
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●会社設立の経緯についてお聞かせください。

我々経営陣は当時のソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現日興シティグループ証券)という外資系証券会社出身で、1997年に独立し、シンプレクス・テクノロジーを設立しました。ソロモン・ブラザーズという会社は、1980年代後半から90年代まで「ウォール街の帝王」と呼ばれるほど、その収益力において傑出した存在でした。

当時のソロモン・ブラザーズは、自己資本を用いた金融商品の取引(自己勘定ディーリング)の勝率を科学的に向上させることを目的として、“金融工学”という分野の研究と、そのシステム化に非常に力をいれていた代表的な会社でした。そして、そのソロモン・ブラザーズの強さのひとつが、自己勘定ディーリングを行うディーラーとシステムエンジニアが一体となっていたという点にありました。私自身はソロモン・ブラザーズで自己勘定取引部門のシステム統括をしており、その後、当時一緒に仕事をしていた金融工学分野のスタッフとシステムエンジニアを引き連れて、シンプレクス・テクノロジーを設立しました。

そういった経緯もあり、当社の主力商品はディーリング業務に代表される金融機関の収益業務(フロント業務)をサポートするシステムソリューションです。お客様としてはそのほとんどが大手・準大手の証券会社や都銀・大手信託銀行などのメガバンクです。



●具体的にどのようなサービスをご提供されているのでしょうか?

金融機関の業務は一般的にフロントとバックに分けることができます。ディーリングなどの金融機関自身の収益に直接関わるものをフロント業務、それをサポートする事務処理などの部門をバック業務と呼びます。その中で当社はフロント業務に特化したシステムソリューションを提供しています。

ただ日本の金融機関は外資系金融機関とは異なり、フロント対バックのIT投資割合が1対9と言われています。それに対し、外資系金融機関は約1対1と言われ、日本はまだまだ収益力を向上させるしくみづくりに投資できていないのが現状です。そういった中、我々は今後伸びるであろうフロントに完全に特化しています。

株式会社シンプレクス・テクノロジー  金子 英樹 社長

またフロントに特化しているということから、金融工学の知識であったり、オープン・分散系の最先端テクノロジーの知識といったノウハウを提供できるのが当社の強みです。一般的な会社では、金融工学の知識は持っていても、システム化のノウハウを持っていなかったり、JAVAなどのWEB技術は優れているものの金融系の知識が足りなかったりと、両方の知識を満たすのはそう簡単なことではありません。金融とITを両方とも高い次元で提供できるのが当社の強みですね。

またシステム会社として見た時の特徴は2つあります。システム業界というのは、建設業界の構造に類似してます。元請けとしての大手ゼネコン、下請け、孫請けという構造と同様に、システム業界では、大手システムインテグレータ、開発下請け、開発孫請けという構造でシステム開発が行われていることがほとんどです。

そういった大手システムインテグレータ(以下、SI)が金融業界のフロントのシステムを作る際は、一般的に海外のパッケージを採用します。それを下請け・孫請けの開発会社が国内金融機関向けにローカライズ、カスタマイズします。当然、下請けに行けば行くほど、利益が中抜きされ、それに伴ってエンジニアの質も下がっていきます。

それに対し、当社の特長は、必ずお客様とプライムでの契約しかしないことにあります。つまりSIの下請けではなく、エンドユーザ(金融機関)との直接の契約しかしません。そうすると競合相手は大手SIになります。

また、一般的に大手SIの社員と下請け・孫請け等からの派遣社員の比率は1対5or6ぐらいなのですが、当社では1対0.6ぐらいです。しかも社員と派遣社員によって区別することも、ほとんどありません。そういった意味で、中抜きの要素も少なく、優秀なスタッフがシステムを作っていると思います。

もう1つは、シンプレクス・ライブラリです。一般的にシステム開発は労働集約性が高く、利益を倍にしようとすれば、倍の量のプログラムをお客様に納める必要があります。つまり、1人で書けるプログラムの量には限界があるため、結果として倍の開発者が必要になります。

株式会社シンプレクス・テクノロジー  金子 英樹 社長

ですが当社は、システム開発において、労働集約性の高いビジネスではなく、ノウハウ集約性の高いビジネスを実現する事で、高い開発効率と利益率をも実現しています。

システムを開発する場合、システム構成の6-7割はどの会社でも当たり前に必要とされる機能部分です。そして残りの3-4割が、他社との競争優位となるお客様固有の機能部分になります。とすると、競争優位性を持たない6-7割の部分を、複数の会社で使いまわすことができれば、開発コストを抑えることができる上、競争優位となる独自機能の開発に注力することができます。この6-7割の機能部分システムコンポーネント(システム部品群)をシンプレクス・ライブラリと呼び、全て自社で著作権を保持しています。

一般的に受託開発を行う場合、全ての著作権は開発を発注したお客様に帰属します。しかし、当社の開発の場合は、お客様にお願いしてその著作権を当社で保持させていただいています。どうして当社がそれをできるかというと、それは一般のSI、開発会社などが持っていない金融業務知識や金融システムに関わるノウハウをお客様に提供し、その価値をお客様に認知していただけているからです。

また最近ではシンプレクス・テクノロジーとしてのブランディング効果もあり、お客様には当社のビジネススタイルをはじめから了解していただいた上で、お取り引きいただいていますが、最初はやはり大変でしたね。時間はかかりましたが、現在では証券業界での当社のブランディングはほぼ行き渡り、目下、都銀や信託銀行に対しブランド構築を行っているところです。最終的には、このブランディングが当社の利益率を上げることになると思っています。

1. シンプレクスブランド23NEXT >> |(2005年9月1日掲載)
株式会社シンプレクス・テクノロジー東証1部:4340(Yahoo!ファイナンスへ)
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