1. 長期投資・短期投資と投資戦略
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1.1 長期投資と短期投資
自分の投資家としての性格を把握し、自分にあった投資方法を選択することで、効率良く投資を行うことができます。ここでは投資方法を投資期間別に、「長期投資」と「短期投資」の二つに分けて、それぞれどのようなスタンスで投資を行っていけば効率が良いかを説明していきます。
1.2 長期投資時の投資戦略
いろいろな説がありますが、長期投資は数ヶ月〜数年間の期間で投資を行うことをいう場合が多いです。長期投資では、「企業業績や事業内容、財務内容に対する“株価の水準”」が投資対象選択の判断基準になります。具体的には、以下のような手順で銘柄を探していきます。
- 割安株や成長株の企業業績や財務などをよく調べる。
- 自分なりの「妥当な株価」を仮定する。(例:PBR1倍など)
- 実際の株価を見て下回っていたら買い。
気に入った銘柄を実際に購入した後、株価が予想通り上がってくれれば、キャピタルゲインを得るために売却します。一気に売るか、上がるたびに少しずつ売るかは考え方次第です。もちろん株価が思ったように動いてくれず、下落してしまうこともあります。そういった場合は、安いところで買い増しし、徹底的に買い下がっていきます。
長期投資を行うメリットは、優良企業の株を安値で買うことができ、企業と長期で付き合っていくことができることです。一方、デメリットとしては、企業の業績悪化で損をする可能性がありますし、すぐに株価が上昇するかは分からないので、資金が少ない人には不利になることがあります。
1.3 短期投資時の投資戦略
短期投資は、概ね数日〜数ヶ月の期間で投資をすることをいいます。短期投資での銘柄選択のポイントは、「業績(ニュースを含む)とチャート、企業内容と“株価の動き”」です。具体的には、以下のように銘柄を探していきます。
- 株価が動いている企業のニュースなどを良く調べる。
- チャート的に株価が高水準か低水準か調べる。(例:25日線に比べて株価が上か、下か、など)
- 総合的に判断して買い。
買ったあとに株価が上昇すれば、ニュースとチャートを見て、売るか持つかを決定します。また短期投資を行うつもりであれば、株価が下落することも考慮して、買うときに損切りする株価をある程度決めておきましょう。株価が下落してしまった場合は、その株価を目安に損切りします。
短期投資のメリットは、経済や企業の変化に柔軟に対応できることや、毎日のニュースが楽しく見れるようになるといったことがあります。一方、企業と長期で付き合うという投資の醍醐味は味わえませんし、小さな動きに振り回される可能性があるといったデメリットがあります。
長期投資にしろ短期投資にしろ、もっとも重要なのは「自分で売買の判断をできるようになること」です。最終的には「自己責任」なので、自分のタイプにあった投資法を身に付けることが大切です。
2. ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析へ
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