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株の教科書

3. 株式投資の情報源

3.1 株式投資の情報源


株式投資は情報が命です。分かりやすい情報をうまく集められるように、おすすめの株式情報源を厳選しました!情報源はいろいろあるので、組み合わせて使うようにして下さい。

A. 新聞

信用度:★★★★★

新聞でニュースになった銘柄が、どのような動きをするのか観察してみるといいかもしれません。特に、「日本経済新聞」は投資家のバイブルです。日本経済新聞で話題になった銘柄は、日本中の投資家が注目するので、売買が集中しやすくなります。日本経済新聞は世界最大の経済紙であり、基本的に信用していいはずです。ただし、すべて信頼するのは考えもの。過去に日本経済新聞で架空増資事件がありました。

日本経済新聞は、他の新聞と違い経済中心の記事が多いので、株を理解するにはうってつけの新聞です。金融をさらに詳しく知りたい人には「日経金融新聞」もおすすめです。商品の分析には「日経流通新聞」、企業の分析には「日経産業新聞」を読むといいでしょう。

B. 雑誌

信用度:★★★★☆

銘柄のチャート分析や企業の財務分析など、その方面のプロが責任を持って記事を書いています。中には怪しい雑誌もありますが、「オール投資」、「ダイヤモンドZAi」、「日経マネー」ならば、まず信頼できます。雑誌を利用するコツは、「他の雑誌と見比べること」、「雑誌の予想が当たったのか、自分で検証すること」です。各誌特徴があるので、自分のスタイルに合った雑誌を探すのが良いでしょう。

C. インターネット

信用度:?????

玉石混合のメディア。それが、インターネットです。Yahoo!ファイナンスなど、無料で株価やチャートなどを閲覧、利用できるサイトも多くあります。また、書き込みの多い賑わっている掲示板は、参考情報を探すのにおすすめです。ただし、掲示板の書き込みを鵜呑みにしてしまうのは危険です。自分で情報を取捨選択できるようにしましょう。

D. 個人投資家説明会

企業の個人投資家向け説明会に行って、経営者の生の声を聞くも良し、証券会社の個人投資家説明会に行って、プロの分析を聞くも良しです。カブクン個人投資家向け会社説明会を参考にして、一度参加してみるといいでしょう。

3.2 会社四季報


会社四季報は、株式投資において必携の書として挙げられます。会社四季報とは、年4回(3月、6月、9月、12月)発行される企業情報誌で、各企業の財務分析を含め、担当記者がその企業の将来展望などを凝縮した本です。ここでは、「四季報記事の注目ポイント」、「会社四季報から読み取れる会社の姿」を読み解いていきます。会社四季報を読み解くことができれば、「その企業は投資するに値するか?」が自分で理解できるようになります!

3.3 四季報記事の注目ポイント


A. コメント

会社四季報の記者が、徹底的にその会社について調べたことを、凝縮して書いているものです。主に、企業の現状分析と将来展望が述べられています。四季報のコメントは非常に優れていることで有名で、とても参考になるものです。

B. 株価チャート

その企業の直近の株価チャートです。これを見て、「今の株価が高値圏か底値圏か」を判断しましょう。チャートについては、株の教科書:「株式投資術 4. 有望銘柄を買うタイミング〜テクニカル分析〜」も参考にして下さい。

C.株主

どんな大株主がいるのかを示しています。この欄を見ると、「誰がその企業の株式を保有しているのか」、「その企業がどのような企業とつながりが大きいのか」などが分かります。創業者が大株主の場合、伸びているときは勢いがある反面、一度業績が悪化したらずるずる悪くなる恐れがあります。大企業が大株主の場合、倒産する確率が低く、安全であるケースが多いといえます。ただし、親会社の業績に経営が左右される傾向があります。

D. 平均賃金

その企業で働いている人の平均賃金を表します。

E. 業績

その企業の財務と業績を表します。この欄の見方については、株の教科書:「株式投資術 3. 有望銘柄を見分ける〜ファンダメンタルズ分析〜」も参考にして下さい。

F. 配当

その企業の一株あたりの配当額を表します。

3.4 会社四季報から読み取れる会社の姿


A. 成長性
  • 増収率(%) : (今期売上高−前期売上高)÷前期売上高×100
  • 増益率(%) : (今期経常利益−前期経常利益)÷前期経常利益×100

増益率が高ければ、一般的に成長している企業であるといえます。

売上高研究開発費率 : 研究開発費÷売上高×100

B. 収益性

売上高経常利益率 : 経常利益÷売上高×100

売上高経常利益率が高ければ、高い収益性を達成できている、つまり「製品・サービスが強い」と考えられます。

C. 効率性

ROE(株主資本利益率 %) : 純利益÷株主資本×100

ROEが高ければ、資本を効率的に活用していることが分かります。


  • ROA(総資本利益率 %) : 純利益÷総資本×100
  • 総資本回転率(回) : 売上高÷総資本
  • 一人当たり売上高 : 売上高÷従業員数
  • 一人当たり営業利益 : 営業利益÷従業員数
D. 安全性
  • 自己資本比率(%) : 自己資本÷総資産×100
  • 債務償還年数 : 有利子負債÷営業キャッシュフロー



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