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株の教科書

1. 株式投資と確定申告

1.1 株式投資に関係する税金


株式投資で最も面倒な作業の一つが、確定申告です。税制は頻繁に変わりますし、証券会社の口座の種類によって処理が異なります。ここでは、できるだけ分かりやすく簡単に、株式投資に関わる税金と確定申告についてお話します。

A.キャピタルゲイン課税(売却益に対する課税)

キャピタルゲイン課税は「申告分離課税」という方式で課税され、給料などのほかの所得と分けて納める決まりになっています。以前は、上場企業の株式しか損益の通算をすることができませんでしたが、投資信託の損益も通算して計算できるようになりました。

B. 配当課税(配当金に対する課税)

配当課税は源泉徴収という方式で課税され、受け取り時に一律で徴収されることになっています。

1.2 特定口座と一般口座


税金の詳しい内容に入る前に、まず「口座の種類」を確認しましょう。証券会社の口座には、「特定口座」と「一般口座」の二種類があり、確定申告の内容が異なります。証券会社に口座を作った時に、「一般口座」、「特定口座 源泉徴収なし」、「特定口座 源泉徴収あり」から口座の種類を選択したのを覚えていますか?それによって、納税の際以下のような違いが生じます。

A. 一般口座(確定申告 ⇒ 必要)

   本人が年間の売却益を計算、納税

B. 特定口座 源泉徴収なし(確定申告 ⇒ 必要)

   証券会社が「年間取引報告書」を作成、本人が納税

C. 特定口座 源泉徴収あり(確定申告 ⇒ 不要)

   証券会社が「年間取引報告書」を作成、代行納税

利用している口座によって、確定申告の有無だけでなく、実際の納税額まで異なる場合があるので、利用している口座の種類を確認しておいてください。なお、口座の種類によるメリット、デメリットの詳細は「4. 口座の種類による違い」をご参照下さい。



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