2. 株式の役割
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2.1 株式の役割
株式市場は企業が出資者を募るために存在しています。一般的に、企業が大きくなると、会社の経営や新製品の開発、事業の運営などに大量の資金が必要となります。そういった資金ニーズに関して、企業は市場から広く出資者を募り、お金を集めます。そのお金に対する出資の証明書が株式です。
2.2 株式の利用
企業が新たに株式を発行する際には、主に2つの手法が用いられます。
A. 増資
大量の資金が必要になった時、新しい株式を発行して、投資家に購入してもらうことを増資と言います。発行する株式の価格は、その時の市場での株価を参考にして決定します。また増資には、「公募増資」と「第三者割当増資」が存在し、前者は広く株主を募集し、後者は特定の投資家に株式を発行します。このようにして、企業は資本金を増やしていくことになります。
B. 株式交換制度
株式は企業同士で交換することも可能です。これは比較的新しい制度で、現金を使わず他社を買収したい場合、自社の株式と他社の株式を交換することにより、他社の経営権を取得することができます。
2.3 株主の権利
「株式投資を行う」ということは、企業に出資し、経営に参加するということと同意義です。従って、株式を保有すれば、必然的に会社の最高意思決定会議である株主総会に参加できます。
株主の3つの権利
- 議決権 : 株主総会に参加し、役員の選出や決算案について議決できる権利
- 利益配当請求権 : 配当金の分配を受けることができる権利
- 残余財産分配請求権 : 企業が解散する場合、保有株数に応じて残った財産の分配を受ける権利
3. 株価が変動する理由へ
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