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株の教科書

4. 株式投資のメリット

4.1 キャピタルゲインとは?


キャピタルゲイン(売却益)は、株式を購入したときの代金と売却したときの代金の差益のことをいいます。ただし、購入したときより低い株価で売却すると損失が出てしまいます。この損失のことを、キャピタルロスといいます。株価が思惑通りに値上がりし、タイミングよく売却すれば、預貯金の金利とは比べ物にならないほどの大きな利益を得ることが可能です。

4.2 インカムゲインとは?


企業の利益のうち株主に配分されるものを配当金といい、配当金による収入のことをインカムゲインといいます。利益の多くを株主に配分している企業もあり、配当金だけでも預貯金より高い利回りを実現できる銘柄も数多くあります。株主には企業の経営に参加する権利(議決権)だけでなく、配当を受け取る権利もあります。

A. 配当利回りとは?

購入した株式の株価に対して、リターンとして得られる配当金の割合を配当利回りと呼びます。つまり貯金の金利のような考え方です。

配当利回り(%) = 1株当たり配当金/株価 × 100

当然購入した際の株価が低ければ、配当利回りは高くなります。現在、東証1部に上場している企業の平均配当利回りは、1%前後といわれています。高いものでは5%を超える銘柄もあります。

B. 配当金の受け取り方法

配当金の受け取り方ですが、信託銀行から「郵便振替支払通知書」が届くので、それを郵便局で換金して受け取ります。

C. 配当を受ける権利

配当をもらうには、「権利確定日」から起算して、5営業日前には株式を購入しておく必要があります。その期日を「権利付き最終日」といいます。また権利確定日というのは、中間決算と期末決算の末日のことで、「9月30日」と「3月31日」に集中しています。ちなみに権利確定日から4営業日前を、配当をもらう権利がなくなる(配当落ちする)ので、「権利落ち日」といいます。

D. 配当性向とは?

配当性向は、株主への配当の源泉となる当期純利益のうち、何%が配当金に充てられたかを示しています。

配当性向(%) = 1株当たり配当金/1株当たり利益(EPS) × 100

配当性向が高いということは、その企業が株主を重要視しているという現れの一つです。ただし配当を増やせば、新たな投資などに用いる内部留保は少なくなります。

4.3 株主優待とは?


株主優待は、企業が株主に対して提供するサービスです。食事券や施設利用権などの優待券や食品、自社製品など様々なバリエーションがあります。

4.4 株式投資を行う楽しみ


自分が応援した企業が市場で認められて大きくなっていく過程を味わえたり、株を始めることで、新聞を読むこが楽しく感じられたり、様々な視点を持つことができます。



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