3.1 信用口座の開設
信用取引を行うには、専用の口座を開設する必要があります。普通の口座はほとんど条件もなく簡単に開くことが可能ですが、信用口座の開設は若干大変です。流れを解説していきます。
A. 信用口座開設条件を満たす
信用口座を開設するための条件として、証券会社が提示している内容を確認する必要があります。証券会社ごとに条件は異なりますが、以下の条件を提示している証券会社が多いです。
・総合取引口座を開設していること
信用口座を開く前に、総合取引口座を開設している必要があります。全てのネット証券が条件としています。
・年齢が満○○歳以上、○○歳未満であること
ほとんどの証券会社が条件に挙げています。若者やお年寄りの判断力に不安があるので、このような処置をとっています。
・保有する金融資産が○○万円以上
全ての証券会社が条件に挙げています。証券会社によって違いますが、200万円〜300万円を条件に挙げているケースが多いようです。「保有する金融資産」は、その証券会社の口座だけではなく、他の証券会社や預貯金なども合わせた金融資産のことを指しています。
・直接電話連絡が取れる連絡先が2箇所以上あること
ほとんどの証券会社が条件に挙げています。一つは携帯電話で、もう一つは固定電話です。固定電話のない投資家の信用取引は難しいので、固定電話を引く必要があります。
・信用取引の経験があること、または○年以上の株式投資の経験があり、かつ信用取引に関する知識があること
全ての証券会社が条件に挙げています。信用取引は現物取引よりもリスクが高くなる場合があるため、正確な知識を身に付けている必要があります。株式投資の経験は半年〜1年としているケースが多いようです。
B. 口座開設を申し込む
口座開設の申込を行います。多くの証券会社では、証券会社のサイトにログインし、信用取引の口座開設ページから申込を行うことができます。申込画面では、いくつかの質問に回答します。通常、申込完了後数日で書類が到着しますが、場合によっては電話面接が行われます。
C. 電話面接
口座開設の前に、電話面接に応じる必要がある場合があります。まず本人確認のために、生年月日などを聞かれます。次に、入力した情報の確認と、信用取引のリスクなどを説明されます。簡単なことしか質問されないので、気軽に面接に望んでください。条件を満たしているのであれば、嘘をつかずに答えていけば問題ありません。
D. 信用取引書類を作成
信用取引口座の開設書類が送られてくるので、必要事項を記入し証券会社に返送しましょう。この書類には、4,000円の収入印紙を貼ることが義務付けられています。無事口座開設が完了すれば通知が届き、信用取引を開始することができます。
4. 信用取引のテクニックへ
|